側頸嚢胞に当選した人の日記

20代半ばで発症率1/10万といわれる側頸嚢胞(そくけいのうほう)を患い、治療するまでの記録。医療従事者ではなく患者としての記録です。

<入院検査1>穿刺検査

がんの可能性

0.1%・・・ほぼないと思う・・・ とのことで、それほど心配はしていないが、万が一に備えて 穿刺 (針を指して組織を抜く)することになった。 他の 悪いがん細胞が首に転移して膨らむこともある ので念のため調べるとのこと。MRIの画像的に側頸嚢胞で間違えないと思うが万が一に備えるという。 もし、0.1%に当選した場合は手術は大きく変わるのだそう。

余談だがこの日は風邪をこじらせて体調不良の上寝不足だったこともあって、ひどく寒気がしたが本件とは関係ないと思う。

穿刺(せんし)

首に針ときいて正直かなりビビっていたが、意外とすんなりおわった。採血と同じくチクっとはするがその程度の痛みである。 医者から勢い良くブスっと刺されたが、その瞬間だけだった。ちまちま痛みを感じるよりはマシである。

副作用で嚢胞が少し小さくなった。どうせならもっと抜いてほしかったが、ネットの予備知識で あまり小さくすると手術できなくなる と知っていた。 知っていたが、あえて聞いてみたが 「おっしゃる通り」 とのこと。間違えはないようだ。

また別のネットで予備知識では穿刺は感染症や炎症のリスクがあると言う記事もみたことがあって、それについてもその通りだった。 針を皮膚の上から刺す以上感染症のリスクはあるようだ。その為、穿刺前に同意書はかかされた。

当たり前だが汎用的な同意書ではなく、しっかり穿刺用のものだったので安心できる。専用のものがあるということは、きちんといろいろ想定されていることである。 内容は色々書いてあるが、ざっくり、感染症のリスクが有る、そうなった場合は治療する的なことだったと思う。

この結果は2週間後とのことでまた来院することになった。